手塚治虫の名作集の火の鳥シリーズは、かなり昔に書かれた作品なのにクローン人間や放射能に包まれた土地とか科学な感じで現在ようやく解明されたこともすでに火の鳥では描かれていることが本当に多くて改めて読んでもびっくりします。

また、鼻の大きなワイルドな男である我王がよく登場しますが、鳳凰編の我王の生き様がすごく切なくてやり切れません。しかしあんな不幸なクライマックスになるからこそ我々は火の鳥のファンになるんじゃないでしょうか?

彫刻家になった奈良の準主役の純粋な心が安定した稼ぎと奈良の大臣に認められマインドが序盤とは全然違ってきます。

また我王はテントウムシだった恋人を失ってから彫刻家僧侶になり心を入れ替えます。

二人の主人公らの心の移り変わりの変化がすごく印象深いです。

また火の鳥は全てのシリーズにおいて謎な出現をしますが、どれも意味深で太陽編とか近未来編とかの登場の仕方は、怖いけど人間心理をしっかり追求してると思いました。

映画版の渡辺典子の火の鳥の曲は、悲しいけど何度も聴きたくなる懐かしい曲でオススメです。